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Pentium IIでドミノ倒し
# 書きながら過去を懐かしんでいるため、ちぃ〜と語りっぽいのは勘弁。 インテルが初めてカートリッジを使用したCPU。コンシューマ向け初のセカンドキャッシュ統合、そしてP6アーキテクチャ。 1997年、誰よりも早くPentium IIを手に入れた。クロックは266MHz。 それまでがDX4 100MHzだったから大きな進歩だ。ちなみにその前は16MHz。(更に前は4.77MHz)
ファミコンのカセット…なんていう酷評もあった。 これがコネクタ部だ。まさにファミコン。AGPみたいに、2段になった端子に注目。 カートリッジに倣って、ヒートシンクも巨大だ。
当時はCPUにファンをつけるなんて当時はまだ少数派。こんなでかいヒートシンクも…。 同時にクロックアップがはやり始めた時期で、殻割りやB21マスク…なんて言葉が流行った。
左の写真中央にあるのがPentium II様。初期のPentium IIなのでKlamathコア。(後期型はFSB100MHz版と同じDeschutesコア) 右の写真はその裏面。中央にあるのがセカンドキャッシュのコントローラ+TagRAM(タグラム)。 おまけ:B21マスクとは、文字通りカートリッジのB21ピンをマスク(絶縁)すること。こうすると、マザーボードからFSB100MHzのCPUに見えるようになる。 …で本題。 Pentium II 266MHzだが、発売当時は10万円を優に越える価格で販売されていた。 しかし今は21世紀。発売から5年を経過したCPUは、大量に中古市場に出回っている。 やや強引に目的を整理してみよう…
ざっと見た感じ、相場は1,000〜3,000円といったところだ。動作確認済みのものだと、5,000円近い店もあった。 ジャンク屋ばかりを探していた自分には、目からうろこ、棚から牡丹餅、貧乏ヒマ無し(関係ないか)。 20個×880円×1.05=18,480円…ちょっと高いな(←ブルジョワっぽくない) その場にしゃがみこんで、Pentium IIを漁ってみる。 sSpecとはインテルで使われている製品番号だ。同じPentium II 266MHzでも、コアの世代や微妙な仕様によって異なるsSpecが付与されている。 どうも、sSpecがSL265とSL2HEがあるようだ。 ECC版は、その名の通りセカンドキャッシュにエラー訂正機能を付加したもので、まさにサーバー向けのブルジョワCPUだ。 ひとつ、ふたつ、みっつ…全部で11個ある。(前日に3つ入手済みなのは秘密だ) ヒートシンク付きのPentium IIは、7個以上を同時に持てない! …2回に分けてレジに運び、会計。 店員はいたって冷静。非常につまらない…。 ひとつひとつ、丁寧にPOSに通す。ヒマなのか? 思わず…「紙袋に放り込んでください」。 結局、11個×880円×1.05=10,164円となった。 記念(?)に領収書も書いてもらった。 そして店員から驚きの言葉が…。
動揺しているのか? さて、どうしたものか…。 とりあえず、Pentium IIに埋もれてみた。 そして、表題でもあるドミノ倒しを…。 この写真は、素人がやる並べ方だ。 ブルジョアは、立てて並べるのだ。 ■ 100個達成(2003/05/05)アタッシュケースに収めてみた。(^^; ちなみに100個を達成したのは2月23日のこと。…結構前だなぁ。 これでドミノ…って短いよなぁ。誰か『200個集めなさい!』って、背中を押してくれないかなぁ。 本日の発掘………なんか、メチャメチャ嬉しい! |
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