ハードディスク ぴゅんぴゅん

　皆さんは、ハードディスクをクラッシュさせた、もしくはクラッシュしちゃったことがありますか？
　我が家には沢山のハードディスクがあるので、一般家庭(?)よりクラッシュ率は高いです。
　本来はクラッシュについて研究をしたいところですが、今回の趣旨は違います。

　先日、/.J にて、ハードディスクのクラッシュが話題にあがりました。
　上のアンカーをクリックすればわかりますが、IBMではクラッシュ時の音を紹介しています。
　一般的には『がりがりがり〜』などと表現しますね。人によっては『バチンッ！』だったり、『ゴリゴリ』だったりもします。

　でもこんな擬音を書いている人は甘いです。メチャ甘です。チョコレートに蜂蜜をかけるぐらい甘いです。

　僕のIBM ThinkPad 240のディスクがクラッシュした時は、『ぴゅんぴゅん』という音がしました。

　え？ ウソつくなって？

　疑い深い人は、pyun_.wavをクリックして聞いて欲しい。
　クラッシュしたThinkPad 240に、ThinkPad 701CSだったかThinkPad 755CDを重ねて録音したものです。

　…どうよ？ 信じた？

　さて、クラッシュしたハードディスクのその後ですが…

　ThinkPad 240から取り出して、デスクトップＰＣに接続しました。とりあえず電源を入れたけど、やっぱりぴゅんぴゅん。
　そこで、恐る恐る蓋を外しました。そこで見たのは、一糸纏わぬプラッタとヘッドでした。（写真を撮ってないのが残念だ）

　このディスクはぴゅんぴゅん状態であり、（表面上は）死んでるわけで、これ以上死ぬわけがないです。
　そこで、蓋を開けたままアクセスを試みました。そこで見たものは！？

　ってご想像どおり、高速で回転するプラッタと、これまた高速でシークするヘッドでした。ちなみにヘッドの速度は、思ったより遅かったです。
　結局この無謀な試みが講を奏して、９割を超えるデータの救出に成功しました。

　そんだけ。

2003/06/05：こっそり追加

　クラッシュしたディスクの復旧については、こっちに詳しく書いてます。